「感謝する心で今日も無事に過ぎ」
昨今は、様々な場面で、当たり前の日常に対してありがたさを感じるようになったのではないでしょうか。
当たり前ではなく、「めったに無い事、稀なこと」と。
私たちの感謝を表す言葉は、尊さと畏れを持ってお礼だけでなく、自然・先祖・森羅万象に対して使う言葉でもあります。
その根底には、自分一人で生きているのではなく、多くの人やモノ、自然環境に支えられて生かされているということ。
「ありがとう」と同時に「めったに無い事」、「もったいない事」、「畏れ多い事」、「お陰さまで」という思いを添えて使う事で、本来の日本人らしい感謝の心が取り戻せるように思えてなりません。
山主 合掌